間取り

片廊下型と階段室型

間取りや広さは好みですので、ライフスタイルにあった好きな間取りを選べばいいのですが、マンション分譲業者は、横長リビングの3LDK、4LDKを作るのが大好きです。現状の日本の世帯の多様化もお構いなしです。分譲業者はマンションが全て売れるかどうかについて非常に慎重ですので、無難なプランしかなかなか作ってくれません。中古マンションの場合はリフォーム、リノベーションすれば、いかようにも対応は出来ます。ただ変えられない住戸配置はおさえておく必要はあります。大まかな分類として片廊下型と階段室型です。片廊下型がもっともポピュラーで、開放型の廊下がワンフロアつながっています。このかたちのネックは、廊下側の居室が廊下に面していて、廊下を通る人の気配を感じることです。同じかたちで少し贅沢なマンショになると廊下と住戸の間に吹き抜けやポーチを設けた空中廊下のプランのマンションもあります。階段室型の多くは、階建てが5階までの場合は、エレベーター無し。若しくはエレベーターが付いている場合は1階、4階、8階だけを片廊下側にしたスキップフロア構造になっています。同じかたちで少し贅沢なマンションでは、階段室内にエレベーターを付けて、1機のエレベーターをワンフロア2住戸だけで使う形もあります。これだと各階にエレベーターが付いて、しかも全ての住戸が廊下に面した居室のない状態を作れます。

リフォームで変えられない造り

他に変えられないのは、部屋の間口です。通常バルコニーに面した窓が2つであるところを3つ以上の窓があるものをワイドスパンと呼びます。(例外もあります。)ワイドスパンの間取りでは明るい部屋が増えますし、一部屋に2つ、3つ窓があれば、明るさ、開放感がまったく変わって来ます。また吹き抜け、水回りの窓、キッチンバルコニー、ルーフバルコニーなど、これらは後でリフォームで付ける訳にはいきませんので、家さがしの絶対条件に上げる場合は、室内のプランはいったん無視で、まずこちらがあるかどうかを確認する必要があります。特に水回りの窓の有無は実際に生活をはじめて見ると大きい要素です。逆にすこし派手な?ルーフバルコニーは使い切っている人は少数かもしれません。最近では小さめのバルコニーでもうまく、ガーデニングをしたり、小さめのテーブルセットを出して、アウトドアリビングを楽しむ人もいます。

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    マンションには片廊下型と階段室型といった形式があります。
    片廊下型とは、開放型の廊下がワンフロアつながっているもので最もポピュラーとされている形です、階段室型というのは、団地型のマンションによく見られる形式です。階段室型で、エレベーター付きの場合、スキップフロアのマンションや1基のエレベーターに対しワンフロアで2住戸のみが使用する形をとった贅沢の造りのマンションもあります。

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