共用施設

特に最近の大規模マンションでは、共用施設が充実したマンションが多く供給されるようになってきました。主なところではキッズルーム、ゲストルーム、屋上庭園、シアタールーム、フィットネスジム、プール、共同温泉、バーベキューコーナー、洗車場など。珍しい施設では、天体ドーム、体育館、家庭菜園などがあります。どの施設も魅力的ですが、維持コストが必要であること、もし使われることが無くなると無駄なスペース、無駄な費用が発生する可能性があることなどを考慮する必要があります。またマンション分譲業者の各施設への考え方によって、作り込みの度合いも異なりますので、売り文句だけの施設なのか、運用を見据えたきちんとした施設なのかを見極める必要があります。どこのマンションもキッズルームはよく使われますが、フィットネスジムやシアタールームは稼働率の低い場合も少なくありません。
また以前から広がりそうで、広がらないのが、コモンスペース(限られた人だけで共有する半プライベートな空間)という考え方で、最近の共用施設が、住人同士のコミュニケーションを促すなどの様々な効果を生む事が期待されます。

記事ピックアップ

  • 駅からの距離

    マンションに関わらず、物件の判断基準としてよく上げられるものに駅までの距離があります。
    確かに駅に近いマンションは人気があり、資産価値があります。ただバス便のマンションの中にも魅力的で、資産価値を有するものがあります。また距離の他にも駅との高低差や駅までの道のりの街灯の間隔なども確認したいポイントです。

  • 管理状況(2024年4月更新)

    マンションは管理状況が重要です。住み始めてからの快適さはもちろんのこととして、資産価値にも大きな影響を与えます。管理状況の悪るさが原因でマンションの維持状況が悪化し、共用部分の汚れの放置や植栽スペースの手入れ不足が発生したり、ケースによっては建物の維持可能な年数まで縮まることも考えられます。

  • 間取り

    マンションには片廊下型と階段室型といった形式があります。
    片廊下型とは、開放型の廊下がワンフロアつながっているもので最もポピュラーとされている形です、階段室型というのは、団地型のマンションによく見られる形式です。階段室型で、エレベーター付きの場合、スキップフロアのマンションや1基のエレベーターに対しワンフロアで2住戸のみが使用する形をとった贅沢の造りのマンションもあります。

  • 駐車場

    駐車場の有無や形態は物件選びの大きなポイントになります。
    駐車場には駐車スペースの数から分譲駐車場か賃貸駐車場か、屋外か屋内か、機械式(立体型、タワー型)か平⾯かなどさまざまな形態があります。