棟の配置

マンションの棟配置には、いくつか形があります。東西や南北に一列に並んだI型、2方向に棟が90度に重なったL型、三方向に棟が配置されたコの字型。また4方向に棟が配置されたロの型などです。I型は団地に多く、ある程度敷地にゆとりが必要ですが、全住戸が南向きであることも多くあります。ただ複数棟ある場合は、前面に立っている棟の廊下とバルコニーの目線が合いますので、現地での確認が必要です。また角住戸が少なく、ほとんどが中住戸になります。L型は、もっとも一般的な棟配置です。これはマンション分譲会社(デベロッパー)が売りやすい南面に出来るだけ住戸を増やそうとした結果、そうなるケースが多くあります。廊下同士で視界は当たりますが、バルコニー側のプライバシーは確保される形です。ただ気にされる方は少ないかもしれませんが、北面からの外観は、開放廊下だけが見え、あまり街の景観上は好まれません。コの字型は、中央の吹き抜けや中庭などを囲む配置です。中央部分の面積が少ないと、廊下側の居室が暗くなるデメリットがあります。しかし景観上は廊下があまり外から見えず好まれます。また広く中庭を取ったプランもあり、通常外側にバルコニーは向けますが、広い中庭に向かってバルコニーを向けるプランもあります。その場合は、バルコニーからの景観がよく、借景ではない為、将来的にもその景観が続きます。ロの字型は、ヨーロッパでは多い形状ですが、日本では少なめです。ただ高層マンションはこの形態を取っていることが多く、その場合、廊下は内廊下であることが多いようです。この形式では廊下が外からは見えず、外観がよくなる他、中央に広く中庭を取った場合は、プライバシーが保たれた静かなスペースが敷地内に確保出来ます。ネックは中央の吹き抜けや中庭部分の面積が少ないと廊下側の居室が暗くなることや、マンションによっては北方向にしかバルコニーがない住戸が出来ることです。また廊下での声が棟内に響きやすいのも見落としやすいネックとなります。ただ南向き志向があまり強く無く、街の景観を重視するヨーロッパでは一般的な形式です。

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    片廊下型とは、開放型の廊下がワンフロアつながっているもので最もポピュラーとされている形です、階段室型というのは、団地型のマンションによく見られる形式です。階段室型で、エレベーター付きの場合、スキップフロアのマンションや1基のエレベーターに対しワンフロアで2住戸のみが使用する形をとった贅沢の造りのマンションもあります。

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