分譲主

分譲主は大きく分けて、民間か都道府県、市町村、住宅供給公社、都市再生機構などの公共、そしてコーポラティブと呼ばれるものがあります。民間のマンションは何よりもまず収益が大切ですので、すこし極端な言い方になりますが、購入者がそれに魅力を感じて対価を支払う可能性があることしかしません。例えば、コストのかかる思い切ったデザインやゆとりのある共用部分、すぐれた材料などを用いることは、ハイグレードマンションなどの一部のマンションを除き少ないです。ただ民間マンションの魅力は、数ある顧客のニーズの内、大勢の人が求める一般的なニーズは満たしている場合が多いですので、何か少数の人しか求めないようなこだわりを持たなければ、満足感をもって買えるはずです。また分譲主の中でも大手不動産会社か中小の不動産会社かによっても異なります。結論は大手不動産会社による分譲マンションを選択する方が無難です。マンションの分譲事業はギャンブル的要素が大きく、一回の事業の失敗が会社に大きな影響を与えます。それ故に大手であっても潰れる会社が多く、中小に至っては存続し続けている企業の方が希少です。購入してしまえば、マンション共用部分の不具合などについては基本的に建設業者が対応しますので、購入者には大きな影響はありません。しかしマンションを売却する時、分譲業者名が多少影響します。また分譲業者は事業として成功させる為にまれに法令に違反していることがあります。そういったリスクは明らかに中小の分譲するマンションの方が多くなります。ただ中小のマンション分譲業者の中には、有名建築家を用いたり個性的な事業を行う会社もあります。リスクを理解した上で、それらマンションのデザインやコンセプト、考えなどに共感できた場合はお勧めです。
それに対して公共の分譲主のマンションは、質実剛健的なマンションが多く、オートロックが無かったり、デザインがシンプルであったり、民間のもに比べると少しモッサリとした印象のものも少なくありません。ただ建築基準が独自にあったり、マンションによっては、有名建築家の大胆な設計が施されたマンションもあります。比較的安心して購入できると思います。
コーポラティブマンションは、複数の人が建設組合を作り、土地の取得から設計、工事など発注、管理などを行います。海外では一般的な手法の一つの様ですが、日本ではそれほど広がりを見せていません。小規模のマンションが多く、プランや外観も個性的。自分の暮らしに合う住戸があれば、お勧めです。

記事ピックアップ

  • 駅からの距離

    マンションに関わらず、物件の判断基準としてよく上げられるものに駅までの距離があります。
    確かに駅に近いマンションは人気があり、資産価値があります。ただバス便のマンションの中にも魅力的で、資産価値を有するものがあります。また距離の他にも駅との高低差や駅までの道のりの街灯の間隔なども確認したいポイントです。

  • 管理状況

    マンションは管理状況が重要です。住み始めてからの快適さはもちろんのこととして、資産価値にも大きな影響を与えます。管理状況の悪るさが原因でマンションの維持状況が悪化し、共用部分の汚れの放置や植栽スペースの手入れ不足が発生したり、ケースによっては建物の維持可能な年数まで縮まることも考えられます。

  • 間取り

    マンションには片廊下型と階段室型といった形式があります。
    片廊下型とは、開放型の廊下がワンフロアつながっているもので最もポピュラーとされている形です、階段室型というのは、団地型のマンションによく見られる形式です。階段室型で、エレベーター付きの場合、スキップフロアのマンションや1基のエレベーターに対しワンフロアで2住戸のみが使用する形をとった贅沢の造りのマンションもあります。

  • 駐車場

    駐車場の有無や形態は物件選びの大きなポイントになります。
    駐車場には駐車スペースの数から分譲駐車場か賃貸駐車場か、屋外か屋内か、機械式(立体型、タワー型)か平⾯かなどさまざまな形態があります。